お線香作りに挑戦してきました。 〜亡き父を求めて〜
- 新井 街栄
- 5月1日
- 読了時間: 2分
更新日:5 日前
今から2ヶ月ほど前、
ヒプノセラピー仲間の「あやはなさん」から、お線香作りワークショップのご案内をいただきました。
1年半前、私は子供の頃に別れてそのまま会えなくなっていた父が、すでに亡くなっていたことを知りました。
そこから、長い間封印してきた父への想いと、向き合う時間が始まりました。
そしてようやく
『どうして、私のそばにいてくれなかったの?』と、怒りながらも父を求める小さな私の存在に気づくことができました。
その瞬間、やっと自分がどれほど父を求めていたのか、その感情が溢れ出し、声をあげて泣いたことを今でも鮮明に覚えています。
そんな時間を重ねる中で、昨日、驚くような体験がありました。
瞑想をしていると、突然、父と母と私が一緒に幸せに過ごす場面が、走馬灯のように心に広がってきたのです。
そこには、父と母から惜しみない愛を注がれ、幸せな記憶ばかりがあふれていました。
しばらくすると、私は母のお腹の中にいる感覚に包まれ、心地よく、そして近くに父の存在をしっかりと感じていました。
さらに次の瞬間、天にいる私が、父と母の元に生まれることを楽しみにワクワクしている自分を感じていました。
どうやら私は、年齢退行を超えて中間生(生まれる前の魂の記憶)まで体験してしまったようです。
思えばこれまで、「どうして?どうして?」という思いに蓋をし、感情を閉じ込めて生きてきました。
でも、それによって、こんなにも大きな愛の存在に気づかないまま過ごしてしまっていたのです。
私は、父と母が大好きだった。
そして、私は世界一幸せな存在だったんだ——そんなシンプルで大きな真実に、ようやくたどり着くことができました。
今日、父のために世界でひとつだけの私のお線香を作りながら、
その大きな愛とともに、父が私の一部になっていくような安心感を、全身で感じました。
ご指導くださった「あやはなさん」、心から感謝しています。
本当に、大切な時間になりました。
最後に
「愛を見つけよう」と決めた
瞬間、潜在意識は必ずあなたをそこへ導いてくれます。
その扉を開くまでには、怒りや悲しみと向き合う時間が必要かもしれません。
でも、その怒りこそが、大切なメッセージでした。
怒りを認め、受け入れた先にあったのは、大きな愛でした。
時間はかかります。でも、必ず人は愛にたどり着ける。私はそう信じています。
もしあなたが「愛を受け取る」と決めたなら、どうぞヒプノセラピーの扉をノックしてみてください。
お待ちしています。
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